濃い体毛は、ケアしなければスメハラになる!?
スメハラって知ってますか?
スメハラとは、「スメルハラスメント」の略称で、臭いによって回りの人を不快にさせる行為のことをいいます。
性的な嫌がらせをするセクシャルハラスメントや、職場での立場を利用した嫌がらせであるパワーハラスメントなどと同じ「ハラスメント」の一つで、セクハラ、パワハラなどと同じく略して表現されます。
ただし、他のハラスメントと違って、スメハラは意図的に行っているものではないうえ、本人は全く気づかずに周りに不快な思いをさせているケースが多いのが特徴です。
ですが、最近ではスメハラを理由に退職する人が現れてきているなど、社会問題にもなりつつあります。
女性などで香水の匂いがキツイとかであれば、周りも注意しやすいものですが、明らかに汗臭いというかカビ臭いというか体臭がキツイとは、中々相手に言えないものです。
下手すると、スメハラを受けていると思って体臭を指摘することが、逆にパワハラになる可能性もあるわけです。
腕毛や胸毛など、体毛が濃い人は、見せないように長袖を着たり、ワイシャツのボタンも開けすぎないようにするなど不快感を与えないように気を使ってると思いますが、それが逆に体臭をキツくしている可能性が高いことも知っておかないといけません。
臭いの原因は、汗
そもそも体臭の原因は、汗です。
臭いのメカニズムは、バクテリアやアクネ菌などの細菌は、汗をエサとして繁殖します。
その細菌たちが、繁殖する際に「ノネナール」という臭いの物質を作りだした結果、嫌な体臭の素となります。
そのため、ツルツルの肌であっても、肌の表面に細菌は繁殖します。
しかし、ツルツルの肌であれば、細菌が付着する面積が少ないため、細菌の数も少なくなり、当然作り出されるノネナールも少なくなり、臭いが特に気になることがありません。
ところが、毛深い人の場合だと、その体毛の表面にも汗が付着するので、ツルツルの人と比べると繁殖する細菌の数が数倍にもなり、一気に臭いがキツくなります。
これが毛深い人は体臭が臭いと言われるゆえんです。
夏だけではなく、冬も臭いはキツくなる!
やはり、夏は汗をかきやすいので、臭いがキツくなりますし、半袖を着れば腕の毛が張り付いて見栄えが悪い、など問題が多くなりますが、自分でも意識ができると思います。
しかし、問題は夏だけではありません。
汗をかきにくい冬こそ、しっかり意識してケアをする必要があります。
寒くなれば、汗はかきにくくなります、防寒のため肌の露出も少なくなります。
しかし、その分、蒸れやすくなります。
通勤時にコートで寒さを防ぎ、暖かくしていたのに、会社に着いた途端、汗ばむことってありますよね。
コートを脱いだり、ワイシャツの袖を捲くったときに、もう臭いを放ってしまっています。
まさに、自分が気付かない間に、スメハラをしてしまっているということです。
脱毛が臭い対策や見た目の改善に効果的!
汗と臭いの関係を説明してきましたが、根本的に解決するなら脱毛が一番の方法です。
脱毛することで、汗の付着する表面積が一気に減らせるうえ、蒸れにくくもなり寒い時期こそ脱毛による臭い対策は有効です。
また、その見た目も改善されるので、メリットばかりです。
もちろん、普段から臭いが出ないように清潔を保つことも大事です。
しかし、スメハラをしてるのではと、気になったり悩んでいるなら脱毛することで手間も掛からず気持ちいい生活が送れますよ!